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第27話 第28話 サブタイトル:ウルトラQ あけてくれ! 異次元列車 収録:名鑑未収録作品 補足 ●ウルトラQ第28話(制作No.6)1967年12月14日放映 ※当初、「あけてくれ!」が27話・「206便消滅す」が28話の放映予定。「ウルトラマン前夜祭」という特別番組をウルトラQ枠で放映するため、「あけてくれ!」を飛ばして「206便消滅す」を27話に繰り上げ、最終話とした。「あけてくれ!」は第1回再放送(昭和1967年7月〜1968年1月)の第24話として初公開。28話として扱われるようになったのは、その後の映像作品から。 ●登場宇宙人・怪獣:異次元列車 ●ダイジェスト 万城目と由利子にドライブの置いてけぼりをくらった一平。その時、夜空を一両の列車が通過するのを目撃する。浮かれ気味の万城目と由利子だったが、路上で行き倒れの男(沢村)を発見。一の谷博士の研究所に連れていこうとするが、その途中、沢村は電車の音で目ざめ狂ったように叫んだ。「あけてくれー!」… ●異次元列車 時間と空間を超越し、実世界と別世界をつなぐ列車。運行中に窓の外を見ると、その人の過去が映像となって見える。現実社会からの逃避を願う人々を運んでいるらしいが、偶然、無札乗車してしまう人間も紛れ込んでいる模様。途中下車した人間は「あけてくれ」と錯乱し続ける。再乗車は不可らしい。外観は小田急ロマンスカーに酷似。他に路面電車型も確認されている。1年半前から行方不明のSF作家・友野健二氏がツアコンのような役目を果たしている。別世界からは、電車以外にも、電話・手紙などは何らかの方法で行き来が可能。 カプセルプラレールの3100形ロマンスカー同型の車両はウルトラセブン「緑の恐怖」にも登場した。 ●あまりに有名な話ですが、友野健二役は死神博士こと天本英世氏。特撮界のカリスマとまで呼ばれた人なので、今さらここで何か書いても意味ありませんが…最近の経済事情で、年金の支払いが滞納気味なので、天本氏の「国民年金など払ったっことがない。年を取っても国の世話にだけはなりたくない」という言葉を、座右の銘にしようかな、なんて。 ●いや、ホント、ここ何年かも苦しかったけど、最近はマジで生きていくのは大変だと感じます。この先どうなっちまうのかなと。沢村氏のことを人事に感じなくなるなんて、さすがに子供の頃は思ってもみませんでした。 第27話 第28話 サブタイトル:ウルトラQ
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イーヴィルトリガー 一覧(BEYOND GENERATIONS) BEYOND GENERATIONS 03 一覧(BEYOND GENERATIONS) カードNo. レアリティ カード名 属性 攻撃 速さ 体力 必殺 必殺技 ラッシュタイプ カードスキル パートナー 備考 G3-004 UR イーヴィルトリガー 闇 10 8 7 10 イーヴィルシュート テクニックラッシュ ブレイクシールド ウルトラマントリガー G3-043 N イーヴィルトリガー 闇 6 4 4 6 イーヴィルシュート テクニックラッシュ ピンチコウゲキアップ ウルトラマントリガー BEYOND GENERATIONS 03 カードNo. G3-004 レアリティ UR 属性 闇 パートナー ウルトラマントリガー ステータス コウゲキ ハヤサ タイリョク ヒッサツワザ 数値 10 8 7 10 必殺技 イーヴィルシュート カードタイプ テクニックラッシュ カードスキル ブレイクシールド 解説 劇場版「ウルトラマントリガー エピソードZ」に登場する新たなる闇の巨人にして、ウルトラマンティガに登場したもう一人の巨人・イーヴィルティガをリブートさせた闇の戦士・イーヴィルトリガーが参戦。またメガロゾーア同様にデアボリック サデス以来となる現行作品の劇場版からの参戦キャラクター(それまで登場したのはウルティメイトファイナル、グルーブ、レイガのウルトラマン関連のみであり、映画限定怪獣のギルバリス(ジード)、スネークダークネス(R/B)、グリムド(タイガ)は未参戦であった)な点もポイント。ただし低耐久かつスピードでカバーするリブート元と違い、こちらは耐久面では心配する必要が無いためかテクニックラッシュになっている違いがある。それ故にハヤサを-3した分、体力に+1と必殺に+2を施した割り振りとなっている。加えてブレイクシールドな事も合わさり、ダメージアップに貢献できるのは心強い。 カードNo. G3-043 レアリティ N 属性 闇 パートナー ウルトラマントリガー ステータス コウゲキ ハヤサ タイリョク ヒッサツワザ 数値 6 4 4 6 必殺技 イーヴィルシュート ラッシュタイプ テクニックラッシュ カードスキル ピンチコウゲキアップ 解説 こちらは低レア。低レアお約束の6と4しか無い割り振りだが、URも攻撃と必殺が高い構成のためにさほど気にならない。それよりも4しか無いハヤサと体力が問題点となる。上記の高レアをまだ引けてない人は観賞用として使う手もあるが、そうではない場合はスキルのピンチコウゲキアップを活かして素直にアシストで使うのが得策か。
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第22話 第23話 第24話 サブタイトル:ウルトラセブン 明日を捜せ ガブラ 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編2 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第23話(製作No.23)1968年3月10日放映 ●登場宇宙人・怪獣:猛毒怪獣ガブラ 宇宙ゲリラシャドー星人 ●これもなかなかいい怪獣っていうかね、いいですよね。なかなか迫力があって。それで後で、首を斬られて、また首だけで襲ってくるとか。ネーミングも「ガブッ」て来たからガブラだったかもしれませんね。わりとシンプルにつけてましたから。色味もウルトラマンの頃よりもオシャレになってきてますね。ウルトラセブンの中では印象のある怪獣ですね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 ちゃんと首がはずれるガブラ。噛みつく相手がいないのが残念です(空間X脱出のセブンはポーズが合いそうな気がしましたが、サイズ的に×でした)。シャドー星人の円盤も細かな部分まで造型されていて、いい感じです。でも、無理にはずしてみるのはやめましょう(接着してあったのか、塗料の癒着なのか? 1回ひっぺがしたら、キッチリはまらなくなってしまいましたorz)。 この話数で目立っているのがキリヤマ隊長。結構な大人になってからセブンを見て最初にショックを受けたのが、キリヤマ隊長が三十代だということでした。あと、「明日を探せばいい」と言う変なオヤジのヤスイさん。この人の顔を思い出そうとすると、北斗の拳の「明日なんじゃー」と言うジイさんの顔が頭に浮かんで困ります。 ● ● ● 第22話 第23話 第24話 サブタイトル:ウルトラセブン
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77 :名無しさん(ザコ):2011/10/13(木) 18 01 02 ID t0yrLmpw0 ウルトラマン(ウルトラマン) 栄光の初代ウルトラマン。シリーズ共通のタイマーを再現する覚悟不屈と、SP高成長を持つ。 高性能なグレー系だが、回避は405Lと頼りにするには心もとなく、耐久も装甲ではなくHPの高さで 耐えるタイプなので生存力は終盤になるほど厳しくなっていく。原作から基本は一対一なので、 敵に囲まれるのはなるべく避けたほうがいい。 最大火力のスペシウム光線は威力2500とウルトラシリーズの中では奮わない方だが、必要気力なしで 2Pと序盤からバンバン使いやすく、覚悟は高HPから発動させやすいし魂も持つため条件がそろえば なかなかの火力になってくれる。 ただ、気力が上がるまで低威力の武装かスペシウム光線しかなく、調子に乗ってスペシウム光線を 連射しているとすぐにENが枯渇してしまうので、覚悟のためにも適度にウルトラファイトを行おう。 後半は覚悟を発動したらすぐに後ろに下がり、必要に応じて前に出てスペシウム光線を使っていく ヒットアンドアウェイで生存性能を補おう。
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ウルトラマンです。 ちわ はっはっはっはっはっは
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前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十四話「三冊目『ウルトラマン物語』(その1)」 小型怪獣ドックン 登場 ルイズの精神力を奪い、彼女を昏睡状態にしてしまった六冊の『古き本』の攻略に臨む才人とゼロ。 二冊目の『わたしは地球人』では、暴走した地球人と地球原人ノンマルトの確執にウルトラセブンが 翻弄され、最後には宇宙の追放者となってしまうというゼロにとってこれ以上ないほどの苦い物語で あったが、それでも本の完結には成功した。しかし三分の一が終了した現在も、ルイズにはまだ目に 見えた変化がなかった。 ルイズを救出する本の旅も三日目を迎えた。三冊目の旅に向けて心の準備を固めていた 才人だったが、そこにタバサとシルフィードがやってきた……。 眠り続けているルイズと看護するシエスタ、それから才人たちのいる控え室に入ってきた タバサとシルフィードに対して、才人は一番に尋ねかけた。 「シルフィード、その抱えてる袋は何だ? そんなの持ってたっけ」 シルフィードは何故かズタ袋を大事そうに抱えている。訝しむ才人に、シルフィードは 早速袋の中身を披露する。 「中身はこれなのね!」 机の上で袋を開き、逆さにして振ると、赤く丸っこい物体は転げ落ちてきた。 「キュー! 狭かったぁ」 「ガラQ!?」 それはリーヴルの使い魔である、ガラQであった。才人たちはあっと驚く。 「お前たち、これどうしたんだ?」 「まさかさらってきたんですか、ミス・タバサ!?」 シエスタの発言に、何の臆面もなくうなずくタバサ。 「リーヴルについて、知ってることはないか聞き出す」 「気づかれずに捕まえるのは大変だったのね。このハネジローがパタパターって近づいて 上から鷲掴みにしたのね」 「パムー」 シルフィードの頭の上のハネジローがえっへんと胸を張った。 「よくやるな……。まぁでも、これはありがたいよ。ちょうど聞きたいことがあったんだ」 才人はガラQに対して、真っ先にこう問いかけた。 「ガラQ、見たところお前は生物じゃないな? けどハルケギニアで作られたものでもない。 どこか別の場所で作られた小型ロボットだ。そうだろ?」 ガラQの質感は明らかに有機物ではない上に、ハルケギニアでは見られない材質のようであった。 この問いについて、ガラQはあっさり答える。 「うん。ガラQ、チルソニア遊星で作られたの」 その返答にシエスタたちは驚きを見せた。 「まさかミス・リーヴルの使い魔が、ハルケギニア外の技工物だったなんて!」 「まあおかしな見た目してんなーとは思ったがな」 これを踏まえた上で、才人は続く質問をぶつける。 「じゃあお前、今俺が完結させてる『古き本』の文字を読めるんじゃないか? 宇宙人が 作ったロボットだってのなら、日本語が読めても何らおかしくない」 「読めるよ」 これまたあっさりとした回答だったが、シエスタはまた驚くとともに疑問を抱いた。 「ミス・リーヴルの話では、『古き本』の文字はどれも読めないのではなかったのですか?」 『偽証に違いない』 ジャンボットが断言した。 「嘘吐いてたってこと!? でも何のために?」 シルフィードがつぶやくと、タバサがうつむき気味に答えた。 「リーヴルはやはり何かを隠そうとしている。それにつながりそうな事柄に関しては、知らぬ ふりをしてる。恐らくはそれが理由」 「俺たちに話せないことがあるってか。いよいよきな臭くなってきたね」 デルフリンガーが柄をカチカチ鳴らして息を吐いた。 才人はいよいよ核心に入る。 「それじゃあ……リーヴルが隠してることって何だ? あいつは俺たちに、何をさせようとしてる?」 しかし、肝心なところでガラQは、 「分かんない」 「おま……仮にも使い魔なのに、主人のやろうとしてることを知らないってのかよ! かばってるんじゃないだろうな?」 厳しくにらみつける才人だが、ガラQの答えは変わらなかった。 「ホントに、何も教えてもらってないよ。リーヴル、最近何をやってるのか何も言わない」 「……どういうことでしょうか。使い魔にも秘密にしてるなんて」 シエスタの問いかけに、タバサが考え込みながら答えた。 「何かは分からないけど、よほどのこと」 「でもこの赤いのからは、これ以上何も聞き出せそうにないのね。きゅい」 肩をすくめるシルフィードだが、ガラQはこう告げた。 「でもリーヴル、何だか苦しそう。それだけは分かる」 「苦しそう……?」 『単純に、リーヴル自身に野望とかがあるってことじゃないみたいだな』 ゼロの推測にうなずいた才人は、ガラQに呼びかけた。 「ガラQ、お前リーヴルが心配か?」 「心配……」 「じゃあ俺たちに協力してくれ。リーヴルに何か、やむにやまれぬ事情があるっていうのなら 俺たちもそれを解決してやりたい。だからリーヴルについて何か分かったことがあったら、 俺たちに教えてくれ。約束してほしい」 才人の頼みを、ガラQは快く引き受けた。 「分かった! 約束!」 「よし、頼んだぜガラQ!」 約束を取り交わしたところで、リーヴルが今日の本の旅の準備を整えた旨の連絡が来たのだった。 控え室にやってきたリーヴルは残る四冊の『古き本』を机に並べ、才人を促した。 「それでは始めましょう。サイトさん、本を選んで下さい」 三番目に入る本を、才人がゼロと相談しながら吟味する。 『ゼロ、次はどれがいいと思う?』 『そうだな……。M78ワールドの歴史を題材とした本はあと一冊だ。それを先に片づけちまおう』 本の世界とはいえ、故郷のM78ワールドはゼロにとって活動しやすい世界。それを優先する ことに決まる。 「よし、それじゃあこの本だ!」 「お決まりですね。では、どうぞ良い旅を……」 リーヴルが一冊目、二冊目と同じように才人に魔法を掛け、本の世界の旅へといざなっていった……。 ‐ウルトラマン物語‐ ここはM78星雲ウルトラの星、クリスタルタウン。その外れの渓谷地帯で、一人の幼い ウルトラ族の少年が熱意を滾らせていた。 「よぉーし! 今日も頑張るぞー!」 彼の名はウルトラマンタロウ。ゾフィーやウルトラマン、セブンら兄の背中に一日でも早く いついて、立派な一人前のウルトラ戦士になることを夢見るウルトラマンの卵である。 「ほッ! やッ!」 谷底に降りたタロウは一人、格闘技の自主練習を開始する。それをひと通り済ますと、 次の訓練に移る。 「よぉし、光線の練習だ!」 タロウは近くの適当な岩を持ち上げると、それを高く投げ飛ばして的にする。 「えぇいッ!」 腕をL字に組んで、タロウショット! ……しかしへなへなと飛んでいく光線は、落下する 岩に命中しなかった。 「駄目かぁ~……! よし、もう一度だ!」 めげずに練習を重ねるタロウだが、何度やってもただ放物線を描くだけの岩に一度も当たらない。 何度か思考錯誤を重ねるも、やはり上手くはいかなかった。 「くぅ~……! 今度は飛行の特訓だ!」 気を取り直してタロウは、崖の上に再度登って空を飛ぶ練習を行う。 「行くぞ! ジュワーッ!」 しかし勢いよく飛び立ったものの、すぐにコントロールを失って谷間に真っ逆さまに転落 していった。 「うわッ!? うわーッ! あいたぁッ……!」 大きくスッ転んだタロウの姿に、どこからか笑い声が起こる。 「ワキャキャワキャワキャ!」 「誰だ!? どこにいるんだ!」 タロウが呼ぶと、崖の陰から緑色の、タロウと同等の体格の怪獣がひょっこりと姿を現した。 M78星雲に生息する怪獣の一体、ドックンだ。 「ワキャキャキャキャキャ!」 ドックンはタロウを指差してゲラゲラ笑い声を上げた。 「あー笑ったな!? 僕だって大きくなったら、兄さんたちみたいな立派なウルトラ戦士に なって、悪い怪獣をやっつけるんだからな!」 憤ったタロウがそう宣言すると、ドックンは余計に笑い転げた。 「ワキャキャワキャキャキャキャ!」 「もぉー! 見てろ、お前を怪獣退治の練習台に使ってやるッ!」 ますます怒ったタロウはドックンに飛びかかり、ボコボコと殴ってドックンを張り倒した。 「ははぁー! どんなもんだーい!」 しかしこれにドックンの方が怒り、起き上がってタロウに逆襲を始めた! 「キュウウゥゥゥッ!」 「う、うわぁー!? 来るなー! 助けてぇー!」 途端に怖がったタロウは一目散に逃げ出すが、ドックンは執拗に追いかけ回す。その鬼ごっこの 末に、タロウは崖の中腹に登って追いつめられてしまった。 「誰かー! 助けてー!」 「キュウウウウウウ!」 降りられなくなったタロウを目いっぱいに脅すドックン。――そこに一人のウルトラ戦士が ふらりと現れた。 『そこまでにしてやりな』 「キュウ?」 振り向いたドックンの頭に、青と赤のウルトラマンがポンポンと手を置いてその怒りをなだめた。 『そいつはもうお前を攻撃するつもりはねぇよ。だからそんなに脅してやるな』 ドックンを落ち着かせた見知らぬウルトラマンを見下ろして、タロウが尋ねかける。 「お兄さん、誰? 何だかセブン兄さんに雰囲気が似てるけど……」 『俺はゼロ。旅のウルトラ戦士さ』 端的に名乗ったウルトラ戦士――ゼロは、タロウを見上げて言いつけた。 『お前はこいつに謝らないといけねぇぜ。お前さんがこいつに乱暴を働いたから、こいつは こんなにもおかんむりだったんだろ』 「でも、そいつが僕のこと笑ったのが悪いんだよ?」 『ちょっと笑われたくらいでムキになるようじゃ、立派なウルトラ戦士になんてなれねぇぜ? 本当に強い戦士ってのは、他人に何と言われようともどっしり構えてるもんさ』 ゼロに諭されて、タロウは考えを改めた。 「……分かった。僕、ドックンに謝るよ!」 『よし、いい子だ。さッ、降りてきて仲直りの握手をしてやりな』 「うん!」 崖の中腹から降りてくるタロウをゼロが受け止め、タロウはドックンと握手を交わす。 「ごめんね、ドックン」 「キュウウゥ」 タロウと握手をして怒りを収めたドックンは、のそのそと自分の住処へ帰っていく。 「さよならー!」 『じゃあな。元気でやれよ!』 タロウとゼロに見送られて、ドックンは渓谷の向こうへ去っていった。それと入れ替わるように、 『ウルトラの母』がタロウたちの元にやってくる。 「まぁ、タロウ! その人はどなた?」 「あッ、お母さん!」 タロウは『ウルトラの母』の方へ駆け寄っていった。……その間に、才人がゼロに囁きかける。 『まさか、あのウルトラマンタロウの子供の姿が見られるなんてな……』 『それも本の世界ならではってとこだな』 この三冊目『ウルトラマン物語』はどうやら、ウルトラマンタロウを主役に据えた成長譚の ようであった。しかしウルトラマンが地球で活躍していた時代に、タロウが子供となっている。 本来ならこの時点でタロウはとっくに大人になっているので、本当ならあり得ないことだ。 『でもそれ以上に驚きなのは……あの『ルイズ』の姿だよ……』 『ああ……。よりによってウルトラの母の役に当てはめられるなんてな……』 ゼロは微妙な目で、ウルトラの母……の役にされているルイズを見つめた。 フジ、サトミのようにこの本でもルイズは登場人物の誰かになり切っていることは予測できたが、 今回はまさかのウルトラの母……。この本はウルトラ族の視点であり、女性が他に登場しないからと 言って、こんなのアリなのだろうか。胴体から下はウルトラ族で、顔はルイズというチグハグ加減 なのでものすごい違和感がある。もうルイズがウルトラの母のコスプレをしているようにしか見えない ので、ゼロと才人は気を抜いたら噴き出してしまいそうで内心苦しんでいた。 そんなゼロたちの心情は露知らず、ルイズはタロウから事情を聞いてゼロに向き直った。 「タロウがお世話になったようで、ありがとうございます。よろしければ、何かお礼を したいのですが……」 『いやぁ、いいんですよ。旅は道連れ世は情けってね』 ゼロが遠慮すると、また新たな人物がこの場に姿を見せた。 「ほう、なかなかの好青年だな。顔立ちも含めて、セブンを彷彿とさせる」 「お父さん!」 頭部に雄々しい二本角を生やした、偉丈夫のウルトラ戦士。タロウが父と呼んだその ウルトラ戦士こそ、宇宙警備隊大隊長にしてタロウの実父であるウルトラの父だ。 ウルトラの父はゼロを見据えると、こう切り出してきた。 「君は旅の者だそうだが、不躾だが一つ頼みごとがある。聞いてもらえないかな」 『何でしょう?』 「見たところ、君は結構……いや相当腕が立つと見た。それを見込んで、このタロウに稽古を つけてやってほしいのだ。今のタロウには練習相手がいない。私もいつも面倒を見てはやれない ので、少し悩んでいたのだ。どうだろうか?」 「えぇッ!? 僕が、この人に?」 「まぁ、あなたったら。いきなりそんな無理をお願いするなんて、失礼ですよ」 ルイズはウルトラの父をたしなめたが、ゼロは快諾した。 『いや、いいですよ。新たなウルトラ戦士の誕生にひと役買えるってのなら、こっちとしても 望むところですよ!』 「おお、やってくれるか! ありがとう!」 「まぁ、本当ですか? 重ね重ね、どうもありがとうございます」 ゼロの承諾にウルトラの父とルイズは喜び、タロウもまた諸手を挙げる。 「わーい! 僕に先生が出来たー!」 「よかったな、タロウ。彼の下で一層訓練に励んで、早く立派なウルトラ戦士になるんだぞ」 「あんまり失礼のないようにしてちょうだいね。常にウルトラ戦士の誇りを持って、恥ずかしい ことのない振る舞いを心がけなさい」 「うんッ! 僕頑張るよ!」 タロウ親子の微笑ましい家族の会話。ゼロも思わず苦笑したが、同時につぶやく。 『何だか複雑な気分だな……。俺があのタロウの先生だなんて。立場が逆転してるぜ』 現実のタロウは、ゼロの訓練生時代から宇宙警備隊の筆頭教官の立場に就いていた。ゼロは 故あってレオの管理下に置かれ、タロウから教えを受けていた時間は短かったが、それでも 確かに立場が現実世界とそっくり入れ替わっている。 それはともかく、幼きタロウはゼロの前に立って、深々とお辞儀した。 「これからよろしくお願いします、ゼロさん!」 『ああ、こっちこそビシバシ行くからな! 覚悟しとけよ!』 この本を完結させるには、タロウを一人前のウルトラ戦士に育て上げるのが最も手っ取り 早い道のようだ。ゼロは張り切ってそれに取り掛かることにした。 そして始まる、ゼロからタロウへの指導。レオ仕込みのスパルタ教導は、タロウ相手でも 手を緩めることを知らなかった。 「やぁッ!」 ゼロが放ったゼロスラッガーを標的にして、タロウがタロウショットを撃つが、静止している スラッガーにもかすりもしない。 『駄目だ駄目だ、そんなんじゃ! まるで腰が入ってねぇぜ! 射撃は土台がしっかりしてねぇと 照準なんて絶対合わねぇ。腕じゃなくて、身体全体で射線を固定するんだ!』 「は、はい!」 タロウはゼロの指示通りに腰を据えて、じっくりと撃とうとするが、スラッガーの動きが 変わって自分に向かって飛んできたので思わずのけぞる。 「うわぁッ!」 『ひるむな! 攻撃するのをじっと待ってる奴なんかいやしねぇ。敵は必ず反撃してくる! いちいちビビってたら戦いになんかなりゃしねぇぞ。恐れずに相手の動きをよく見て、 しっかりと当てていけ!』 「わ、分かりました!」 厳しいながらも的確な指導を受けて、タロウはスラッガーの軌道をよく観察する。 『そこだッ!』 そして飛びかかってきたところを射撃。初めて光線が命中した。 「やったぁー! 当たったぞぉ!」 『よーし、その調子だ! どんどん行くからな!』 タロウに対するゼロの特訓は進む。……本の世界の時間経過は早い。物語が進むにつれ、 タロウは少年の姿からみるみる内に青年の姿へと変わっていった。 しかしゼロもそうそう簡単には抜かれない。タロウとの組手であっさりと一本を取る。 「うぅッ! 一撃も当たらない……!」 『小手先の動きに惑わされるから当たらねぇのさ。視点はもっと広く取って、戦う相手の 全体を見ろ! 集中力も足りねぇぞ。自分のやってる戦いの意味は何なのか、何を背にして 戦ってるのか、それを思えば集中できねぇなんてことはないはずだッ!』 「はいッ!」 ゼロに熱心に鍛え上げられ、タロウの実力はめきめきと上がっていった。そしてその末に、 タロウ念願の時がやってきたのだった。 「ゼロさん! 父さんから指令がありました。私が地球に派遣される時がやってきました!」 『そうか、やったじゃねぇか!』 「はい! 今地球では、メフィラス星人がセブン兄さんに倒されたエレキングを復活させて 暴れさせてるようです。その退治を私が行うことになったんです!」 メフィラス星人にエレキングとは、現実ではほぼ接点のない組み合わせ。まぁそれはいいだろう。 『遂に初めての実戦ってことだな。けど本当の戦いってのは、どんな訓練よりも険しいもんだ。 お前のことは随分と鍛え込んだが、だからって一瞬たりとも油断すんじゃねぇぞ』 「承知してます! それでは私の初陣、どうか見守っていて下さい!」 『ああ。俺も後から地球に行く。そこでお前の戦いぶりをじっくりと見物させてもらうぜ。 張り切って使命を果たしな!』 「お願いします! タァーッ!」 ゼロに一礼すると、タロウは両腕を高く振り上げて宇宙へ向けて飛び上がった。 いよいよタロウのウルトラ戦士としての初戦の時が来た。悪い怪獣をやっつけて、地球を 守るのだ! がんばれ、ウルトラマンタロウ! 前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔
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第33話 第34話 第35話 サブタイトル:ウルトラセブン 蒸発都市 ダンカン 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編2 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第34話(製作No.35)1968年5月26日放映 ●登場宇宙人・怪獣:発砲怪獣ダンカン ●円谷一監督というのは、いつも怪獣に何か違う形の動きをさせたがっていましたね。これもなんとなく原型を崩して、丸くなって吹っ飛んできたりするから、そういう演出をやろうとしていたんですね。体をアルマジロみたいに丸めてなんてのは面白かったですよね。こういうことはなかなかできないんですけどね。円谷一監督はウルトラマンで、ペスターとかドドンゴといった2人で入るような怪獣も出しましたしね。ダンカンも円谷一監督だから、変形してアルマジロ型になるということですね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 ドラマ部分を引っ張って、なかなか姿を見せてくれなかったダンカン。これまでに無いタイプの戦闘スタイルが、久々の市街地セットと相まって新鮮でした。姿形もイメージに残りやすい怪獣です(本体は泡状の生命体で、この姿も一形態に過ぎないという設定のようです)。 名鑑ファンの間では、ダンカンを握ると健康になると、言われているとかいないとか。 ● ● ● 第33話 第34話 第35話 サブタイトル:ウルトラセブン
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にせウルトラマン 身長 40m 体重 2万t ゲーム内では… パワード初登場。ザラブ星人がウルトラマンに化けた姿。 都市惑星アシル、鉄の惑星イメル、砂の惑星モシリスに登場。 スペシウム光線を撃ってくるが、たまに失敗する。 高速スピンしながら地上を動き回ったり、ジャンプして高速スピンしながらプレイヤーの頭上から落ちてきたりもする。 その場で高速スピンしながら真上にジャンプすると、真下に麻痺効果のあるキャッチリングを放つ。 接近戦を仕掛けると、踏みつけ攻撃をしてきたり、掴んで締め付けてから地面に叩きつける攻撃をしてくる。 掴まれるとかなりのダメージを受けるので、射撃武器で戦おう。 敵は高速スピンを使用した攻撃(キャッチリングも含む)の後、目を回してよろめく事がある。 その隙に敵の足を攻撃すれば、敵を転ばせて動きを封じる事が可能だ。 弱点は頭と胸。光と闇に強い。また状態異常攻撃に弱い。 冷凍保存はできない。 原作では… ウルトラマンに登場。ザラブ星人がこの姿に化けて街を破壊し、地球人の信頼感を壊そうとした。 目と耳と顎が尖っており、つま先も上に尖っていて、胸に黒い線が入っているのが特徴。 だがゲームとは違い、あくまで似ているのは外見だけで能力は真似できず、 本物との戦いでスペシウム光線を受けて正体を現した。 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』でも登場、レイのゴモラと戦った。 だがゴモラにはまるで歯が立たず、スペシウム光線を撃とうとしてもやはり使えず、返り討ちにされた。 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でも登場、 ウルトラマンベリアルが捕らえられている宇宙牢獄の警備兵達を欺くために化けていた。 さすがにウルトラ族相手にあんなに分かりやすい偽者では騙し切れず、すぐにバレたが、 隙を作るには十分だったようで、持ってきたギガバトルナイザーからベリアルジェノサンダーを放って警備兵達を倒し、 宇宙牢獄への進入に成功している。 獲得素材 日の玉とチップは、敵がダウン状態の時、または胸に攻撃を当てれば入手できる。 シルバーコート レッドライン ナノスペシウム ナノスペシウム改 万能テープ フェイクタイマー ザラブドライバー 日の玉 コールドチップ コールドチップ+ 登場ミッション(青字はマルチ限定ミッション) ミッション名 場 所 ランク 怪獣ポイント いつわりのヒーロー アシル 2 50 ザラブ星人のワナ? アシル 4 100 アシル怪獣決戦(登場しない事もある) アシル 5 100 伝説の戦士? イメル 1 30 ザラブ星人のさくりゃく イメル 5 130 ザラブ星人の成果 イメル 5 250 戦友との鍛錬 モシリス 4 100
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ウルトラマンダイナ 毎週土曜18 00~18 30(MBS-TBS) (#05、#29)特番放送のため17 30~18 00に繰り上げ放送 SPは日曜17 00~17 30 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区) 参考資料:月刊ニュータイプ 【表組】 # サブタイトル 放送日 視聴率 01 新たなる光(前編) 1997/09/06 9.0% 02 新たなる光(後編) 1997/09/13 7.8% 03 目覚めよアスカ 1997/09/20 8.0% 04 決戦!地中都市 1997/09/27 6.9% 05 ウイニングショット 1997/10/04 7.6% 06 地上最大の怪獣 1997/10/11 6.3% 07 箱の中のともだち 1997/10/18 7.6% 08 遥かなるバオーン 1997/10/25 7.6% 09 二千匹の襲撃 1997/11/01 6.7% 10 禁断の地上絵 1997/11/08 7.6% 11 幻の遊星 1997/11/15 6.7% 12 怪盗ヒマラ 1997/11/22 6.9% 13 怪獣工場 1997/11/29 7.7% 14 月に眠る覇王 1997/12/06 6.0% 15 優しい標的 1997/12/13 6.5% 16 激闘!怪獣島 1997/12/20 7.5% 17 幽霊宇宙船 1997/12/27 5.6% 18 闇を呼ぶ少女たち 1998/01/10 6.6% 19 夢幻の鳥 1998/01/17 7.8% 20 少年宇宙人 1998/01/24 6.5% 21 発熱怪獣3000度 1998/01/31 7.1% 22 ツクヨの兵士 1998/02/07 7.8% 23 夢のとりで 1998/02/14 7.6% 24 湖の吸血鬼 1998/02/21 6.4% 25 移動要塞浮上せず!(前編) 1998/02/28 6.7% 26 移動要塞浮上せず!(後編) 1998/03/07 6.3% 27 怪獣ゲーム 1998/03/14 5.7% 28 猿人の森 1998/03/21 5.9% 29 運命の光の中で 1998/03/28 5.3% 30 侵略の脚本 1998/04/04 5.3% 31 死闘!ダイナVSダイナ 1998/04/11 7.0% 32 歌う探査ロボット 1998/04/18 6.5% 33 平和の星 1998/04/25 5.4% 34 決断の時 1998/05/02 6.5% 35 滅びの微笑(前編) 1998/05/09 6.3% 36 滅びの微笑(後編) 1998/05/16 6.1% 37 ユメノカタマリ 1998/05/23 5.5% 38 怪獣戯曲 1998/05/30 5.6% 39 青春の光と影 1998/06/06 6.7% 40 ジャギラの樹 1998/06/13 5.7% 41 ぼくたちの地球が見たい 1998/06/20 5.5% 42 うたかたの空夢 1998/06/27 5.5% 43 あしなが隊長 1998/07/04 4.9% 44 金星の雪 1998/07/11 5.0% 45 チュラサの涙 1998/07/18 3.8% 46 君を想う力 1998/07/25 6.2% 47 さらばハネジロー 1998/08/01 4.6% 48 ンダモシテX 1998/08/08 6.1% 49 最終章Ⅰ 新たなる影 1998/08/15 4.7% 50 最終章Ⅱ 太陽系消滅 1998/08/22 5.4% 51 最終章Ⅲ 明日へ… 1998/08/29 5.6% # サブタイトル 放送日 視聴率 SP ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ映画の秘密ウルトラの星の戦士たち 1998/03/08 2.9% 平均視聴率 6.4% 最高視聴率 9.0% #01…1997/09/06放送 最低視聴率 3.8% #45…1998/07/18放送 prev ウルトラマン next ウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ ウルトラマンガイア 視聴率一覧へ戻る トップページへ戻る
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ウルトラマンが拉致されて 腹筋ボコボコにパンチ食らって 胸のランプが点滅すると あと3分で力尽き果てる その時のウルトラマンの苦しむ姿にドキドキするって ヒーロー凌辱だぜ! 仮面かぶった拓也ゎ前見えねぇし 息ゎ苦しいし ウルトラマン最後の3分間ゎ30分以上にわたり 絶対負けるはずのないウルトラマンが倒れる そんなのあり得ない! 力尽きたウルトラマンが犯される マヂ苦しい 酸欠で死にそう 力が入らなくなったウルトラマンの股が大きく開かれて ウルトラマンコにデカマラが容赦なく突き刺さる 脳天まで突き上げるファックに苦しみ喘ぐ息もマスクで塞がれて 最初ゎキュウキュウ締め付けていたウルトラマンコも 酸欠で意識が薄れてくると 最後ゎあの痙攣がやってくる ウルトラマンだって死ぬときゎ射精するんだよ 「あー!!イク!! 」 ウルトラマンコにビクビクと弾丸が撃ち込まれると同時に ウルトラマンも意識がぶっ飛び射精 そのあとピクピクと痙攣したまま動かなくなった ウルトラマンの夢枕に現れたのゎ あの、ターミネーター 「日本のウルトラマンは弱いな!!オレを見ろ!!絶対死なないぞ」 (あっ…あっ シュワちゃんだ) 「シュワッチ…シュワッチ!!」 「おいおい、気安く呼ぶなよ!!一応同盟国だから来てやったんだぜ!尖閣守ってやらねーぞ!!」 シュワちゃんから強力なバワーをもらって帰ると ウルトラマンの星で家族会議が始まった やっぱり シュワッチゎ変えた方がいいかな